料金収納で差をつける(便利な機能)
バーコードに含まれている顧客コード、企業コード、料金などの情報を瞬時に読み取り企業へ入金情報を伝送する機能である。電話、電気、ガス、水道、通信販売、税金などお客様にとって便利な料金支払である。この料金収納の機能は過去には銀行、郵便局が担っていた機能である。紙切れにスタンプを貰う為にお金を支払うことは信頼できる銀行、郵便局などの金融機関だからこそ成り立っていた業務であろう。1978年、東京電力とコンビニ(セブンイレブン)によって開発されたレジのバーコード読み取り機能による収納代行システムは画期的なものである。その後に電話、ガス、水道、通販など様々な企業がバーコード付きの収納票を発行し拡大を続け現在に至っている。この料金収納は信頼のおけない店でなんの保証もないスタンプを押すサービスを実施しても何の価値も持たない。コンビニチェーンに参加することにより本部や今まで積み上げてきた過去の店舗の信用により初めて価値を持つスタンプになるのである。しかしながらこの便利な機能は大手コンビニチェーンでは取り扱い企業にほとんど差はない。他の業態との差別化にはなるが大手コンビニ間ではほとんど差別化にならない商材であると考えられている。